ごく初期の虫歯は、削らなくても回復します。(再石灰化現象と言い、自然治癒能力の一つです)健診などで虫歯(Coなどと表わします)が発見された場合、歯科医院は全て削る治療をすると考えないで下さい。<ブラッシング>や<フッ素>・<シーラント>・<レーザー治療>などで、 歯質を強化し、保護することで回復したり、進行をストップすることが可能な場合が少な くありません。

常々、私は、歯はなるべく削らないことが大切だと考えています。
まず、診察においで下さい。医師として現状をご説明し、治療方法をご相談致します。
しかし、穴があいてしまったような虫歯は、削ることが最良の方法です。
つめ物についても、金属やレジン(プラスチックの一種)ポーセレン等、状態に応じた方法をご説明致し、
処置の方法を選んで頂きます。しかし、虫歯にしないこと、つまり予防が第一ですから、
その方法についても詳しくご案内致します。
虫歯の原因
「ムシ歯は一本もない」という人もいますが、虫歯は、「ミュータンス菌」というムシ歯菌が、生後10ヶ月~31ヶ月くらいの間に、 保護者(主に母親)から感染するのが原因です。
保護者の口の中に、大量のミュータンス菌がいると、感染が広がります。
その時、砂糖をたくさん摂った場合、ミュータンス菌は、より大量に歯面に付着していきます。
いったん口の中が大量のミュータンス菌に汚染されると、歯磨きをしたくらいでは、菌量を減らす事は出来ません。
ミュータンス菌の表面には螺旋状の突起物があり、それが歯の表面にねじ込むようにして、 歯に張り付いてしまう為です。
ミュータンス菌などの細菌が集合体を作り、 歯の表面に形成された膜を、バイオフィルムといいます。

